3.トラブルを防止する
石材のトラブルを防止する手段として塗膜型の保護剤を利用する@裏面処理、A表面処理と、浸透型の保護剤であるB浸透性吸水防止剤を利用する方法があり、目的によって使い分ける必要があります。
塗膜型は石材の表面に薄い膜を形成させ、汚れが直接石材に付着するのを防止出来る為、表面からの汚れに対する防止効果に優れています。
しかし、裏面からの吸い上げ現象などには効果がありません。
また石材表面の仕上がり感が変わる事や、床面など使用箇所によっては、剥離現象・黄変等が発生するため施工前に充分検討する必要があります。
石は細孔と呼ばれる小さな隙間を持っています。石種によってこの細孔の数や大きさは様々だが、この細孔(毛細管)から水が石の内部に浸透し、錆・シミ・カビ・藻などを発生させます。
また見た目の問題だけでなく凍害・塩害など石自体の劣化にもつながって来ます。この水の浸入(吸水率)を低下させる事が出来るのが浸透型の保護材である浸透性吸水防止剤です。
浸透型は、石材に浸透し石材の内部に浸透層を形成するため、表面の仕上がり感は変わらない。また、紫外線の影響を受けにくいため効果の長期持続性が見込める。
トラブルの完全防止!とまではいかないが、天然石の質感を変えずにトラブルを軽減出来るのであれば、石材に適した吸水防止剤の選択がトラブル予防の一番の近道ではないだろうか? |
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